2011年5月15日日曜日

Picasa3の重要な注意点

Picasa3を使う上で重要な2点を押さえておこうと思います。




Picasa3 にはパソコン上の写真は保存されません。
Picasa3 を開くと、Picasa はパソコン上のフォルダを検索し、検出した写真を表示するだけです。検索対象として指定したフォルダの、検索対象として指定したファイルの種類が表示されます。ですので、Picasa3 の管理下にあるフォルダを削除したり、写真を削除してしまうと開くことができなくなります。



元の写真は常に保持されます。
Picasa3 で編集ツールを使用するときに元のファイルが変更されることはありません。変更内容を保存しない限り、写真に加えた編集は Picasa 内部でのみ表示されます。保存した後でも、編集を適用した新しいバージョンの写真が作成され、元のファイルは完全に保持されます。
バックアップされている写真は以下の方法で確認できます。

Picasa3 に追加しているフォルダーを開いてみると 「.picasaoriginals」 という隠しフォルダーが存在します(写真を編集していない時はできないようです)
隠しフォルダーが表示されていない場合は こちら を参考に表示してください。


 「.picasaoriginals」 の中を開くと以下のように写真と隠しファイル 「.picasa.ini」 が入っていることが確認できます。



写真は編集した写真毎にオリジナルを保存しています。上の例でいくと1枚しか写真はありませんので、編集した写真は1枚ということになります。
隠しファイル 「.picasa.ini」 はPicasaが写真を管理する上で重要なファイルですので、編集したり削除したりしないでください。

2011年5月14日土曜日

現在のバージョン(ビルド)を確認する

現在のバージョンを確認する方法について記述します。
セキュリティホールが発見された時など、バージョンが確認したいときはこの方法で確認して下さい。



上部メニュー「ヘルプ」→「Picasaについて」を選択します。


すると以下のようにバージョン情報が確認できます。
バージョン情報の後ろに書いているのがビルド番号です。

以上で、バージョン情報の確認方法は終わりです。

2011年5月6日金曜日

Picasaでトリミング(切り抜き)をする方法

Picasaでトリミング(切り抜き)をする方法を紹介します。

まず、トリミングしたいを選択します。今回は以下の赤枠で囲っている写真をトリミングしたいと思います。

写真を選択すると下記のような編集画面に変ります。左部に各種編集ボタンが表示されます。


今回はトリミング(切り抜き)を行うので、メニューから切り抜きボタンを押してください。


すると左部の編集メニューがトリミング(切り抜き)用に変ります。
上から順に内容を説明します。
 まずは比率の項目ですが、これはトリミングする際の比率となります。お好みで変えて頂いて構いません。私は基本的にはトリミングする前の比率と合わせるのが好きなので「現在の比率」を選択することが多いです。


次に3つ写真が並んだようなボタンがあります。これはPicasa3がオススメのトリミングを3つピックアップしてくれています。もちろんこれ以外に自分でどのようにトリミングするかを決定することもできます。それについては、このあとで紹介します。

上記のボタンを押すとそれぞれどのようにトリミングするかを表示してくれます。


次に各ボタンを見ていきましょう。

上記の状態でボタン「プレビュー」を押すとトリミングしたらどのようになるのかを確認できます。2秒ほどで元に戻るので、トリミング内容に問題がなければボタン「適用」を押すとトリミングできます。

ボタン「回転」はトリミングする方向を水平から垂直、または逆に変えることができます。



自分でトリミングする場合
写真をドラッグするだけでできます。とても簡単でいいですね。左部ボタン「プレビュー」で問題なければ、ボタン「適用」を押すと画像が保存できます。


以上でトリミングについては終了です。
簡単に扱えるので編集が楽しくなりますね。
どんどん加工してみましょう。

2011年5月4日水曜日

iPhoneアプリ iPicassoからPicasaウェブアルバムにアクセスしてみる

iPhoneを使っている方ならPicasaウェブアルバムは更に便利に使用することができます。

2011/05/04追記。
iPicassoはMyPics名前が変わりました。
なんか代わり映えのしない名前になってしましました・・・。

ダウンロードについて
iPhoneアプリは以下からダウンロードできます。

icon
icon


ダウンロードしてインストールすると以下のように貝のようなアイコンが表示されます。


ログインとアルバムの閲覧
アイコンをクリックすると以下の画面が表示されます。
下記の画面でPicasaウェバルバムのログインユーザーIDとそのパスワードを入力し、
右上部のボタン「ログイン」を押下します。

 ログイン中の表示が出て、

下記のようにPicasaウェバルバムのログインIDが表示されます。
このログインIDをタップすると、


 このように、Picasaウェバルバムのアルバム一覧が読み込まれます。
 
アルバムをタップすることでそのアルバムの写真が一覧で表示されます。
一覧が出るまで少し時間がかかるかもしれませんが、一度読み込んでしまえばキャッシュができるのか、次回からはサクサク表示されます。

そのうちのひとつをタップすると大きく表示されます。
一度読み込んでしまえばキャッシュができるのか、次回からは

右上部の丸印に白抜きされたiマークを押すと

その写真の詳細上表が出ます。

各種設定(キャッシュ、パスコードなど)
iPicassoでは様々な設定ができます。簡単に説明していきます。
アカウント一覧画面の左下部にギアマークがあります。これが設定画面を表示するボタンです。

ボタンを押すと設定画面が表示されます。

キャッシュコントロールではインターネット未接続環境においても写真が見られるようiPhoneに写真をアルバム毎に保存する設定を行います。以下の写真の例ではアルバム「TDS」のみキャッシュするようにしています。これでインターネットにつながらない時でも写真がニヤニヤ眺められます。

写真サイズは画像に書いてある説明文のまんまなのですが、ダウンロード時のサイズを指定します。


アルバムの整理順はアルバムの並び順を変更するための設定です。

人によっては結構重要な(?)設定です。人に見られてはまずい写真を沢山Picasaウェブアルバムに保存している人はすぐさま設定してください。

iPicassoのテーマカラーを変更できます。以下の例だと黒に変更してみました。
やっぱりデフォルトのグリーンが好きです(笑)

アルバムアクセスはアルバム作成時に公開設定をどうしておくかを設定できます。後からも変更できますので、ここは「限定公開」または「閲覧にはログインが必要」を選択しておくほうが無難です。


以上で、アルバムの閲覧、設定をひと通り説明しました。
iPicassoからのアップロードについては次の機会に書こうと思います。


2011年4月24日日曜日

Picasa Webアルバムに保存して複数の友達にたくさんの写真を一度に送る

結婚式やピクニック、旅行などのデジカメの画像を友達に渡すときどうやってますか?
頻繁に会う友達ならUSBメモリに入れて渡すこともできますが、遠方や渡さないといけない友達がたくさんいるならそれも時間がかかってしまいます。
メールだと複数人に送ることは簡単ですが、写真は比較的サイズが大きいので一度にたくさん送るのは難しいですね。

そんなときは「Picasaウェブアルバム」を利用します。



Picasaウェブアルバムとは
その名のとおりオンラインアルバムサービスです。
インターネット上にデータを保管することで万が一写真を保存していたPCが壊れたり盗難にあっても大切な思い出と写真はあなたの心とPicasaウェブアルバムに残ります。
Picasa3と連携していますので、Picasa3の画面から簡単にアップロードすることができます。
もちろんPicasa3を使用していなくても、ブラウザからもアップロードできます。


アップロードする前に
PicasaウェブアルバムはGoogleアカウントが必要です。
お持ちでない方は予め登録しておいてください。登録はもちろん無料です。
Googleアカウント作成


相手に写真を送る工程

写真を相手に見てもらうまでの工程は以下のような感じです。

1.写真をアップロードする

2.写真のURLをメールで送信

3.メールを受け取り、URLを開き写真をみる


1.写真をアップロードする

PicasaウェブアルバムにはPicasa3からもアップロードすることができますが、
今回はブラウザ(インターネット閲覧ソフト)からアップロードする方法を紹介します。

まず、Picasaウェブアルバムにログインすると以下のような画面が出ます。

赤枠で囲んだボタン「アップロード」を押すと、写真をアップロードするアルバムと公開設定を聞かれます。

公開する範囲を設定する公開設定は今回は「リンクを知っている全員」にします。
「ウェブ上で一般公開」を選択すると、ユーザー名を知っている人なら誰でも閲覧できてしまうので、プライベートな写真はなるべく「限定公開(自分のみ閲覧可能)」にしましょう。友人に見せたいアルバムのみ「リンクを知っている全員」することで意図しない流出を防げます。


次にボタン「アップロードする写真を選択」を押して写真をアップロードします。
画像を選択するとアップロードされます。

Picasa3のロゴをアップロードしてみました。今回は1画像のみでしたが、ドラッグすることで複数件一度にアップロードすることも可能です。
これでアップロードの手順は終了です。


2.写真のURLをメールで送信

次はこのアルバムのURLを相手に連絡する方法です。



画面の右部中程にボタン「共有」があります。それを押すと以下の画面が表示されます。


上部の「宛先」の欄にアルバムを見せたい方のメールアドレスを入力し、「メッセージ」を入力しボタン「メールの送信」を押せば相手にメールが送付されます。「宛先」の欄には複数メールアドレスを入力することができます。

3.メールを受け取り、URLを開き写真をみる

相手には以下のようなメールが届きます。

ここのURLをクリックするとアルバムが見えます。また、アルバム内の写真を自由にダウンロードすることもできます。





写真が沢山パソコンに保存してるけど、管理できてない&バックアップできてない方、
友人に贈りたい写真が沢山溜まっている方はぜひご活用下さい!

2011年4月23日土曜日

Googleの「Picasa」、最新版に更新してますか? - IPAが旧バージョンに脆弱性公表

2011/05/11追記
 最下部に自動アップデートの設定方法を記載しました。

お使いのPicasa3は最新版を使ってますか?


独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は3月25日、Googleの画像管理ソフト「Picasa」に関する脆弱性を公表したそうです。


Picasaには実行ファイルを読み込む際のファイル検索パスの問題により、意図しない実行ファイルを読み込む脆弱性があるとのこと。
これを悪用されるとPC上で任意のコードを実行される可能性があるそうです。

Picasaのバージョンは「3.8」よりも以前のものだと影響を受けるそうなので、最新版をインストールされていない方は以下よりダウンロードしてください。

Picasaダウンロード



Picasaのバージョンの確認について
バージョンの確認は以下のとおり。

Picasaを起動し、最上部のメニュー「ヘルプ」→「Picasaについて」をクリックすると以下のようなウィンドウが出てくるかと思います。


赤枠内にバージョンが書いてあります。
上記の画像だとバージョンは「3.1.0」ですね・・・。
サブPCだったので、あまり気にしていませんでした。

早速最新版をダウンロードしてみます。


最新版のインストール

Picasaダウンロード


上記のURLにアクセスします。



アクセスすると自動的にPicasaインストールファイルがダウンロードされます。



インストール用ファイルをダブルクリックしてインストールを開始します。





同意書をよく読み、ボタン「同意する」を押下します。


インストール先フォルダを指定してボタン「インストール」を押下します。
既に旧バージョンをインストールしている場合は上書きになるよう設定すると良いです。
旧バージョンをインストール先を変更して無いようであれば、初期設定のままでOKです。


インストールが開始されます。


しばらく待つとインストールが完了です。そのままボタン「完了」を押すとPicasaが起動します。


では、早速バージョンを確認してみます。
確認方法はPicasaの最上部のメニュー「ヘルプ」→「Picasaについて」をクリック。

バージョンが3.8.0になっていますね(赤枠内)
これで今回の問題は解決できました。めでたしめでたし。



2011/05/11追記。
自動的にアップデートする方法を記載します。

最上部のメニュー「ツール」→「オプション」で以下のオプションが開きます。
赤枠で囲んだ自動アップデートのところを「自動的にアップデート」を選択しておけばPicasa3が勝手に更新してくれます。毎回更新が面倒くさいと感じる方は設定しておいたほうが良いでしょう。